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This is the archive for August 2007

今日午後、暑さを覚悟してデパート前付近を歩いたところ、ヒートアイランドのような現象は姿を消していました。「残暑は暑いざんしょ」という言葉も使えなくなるようです。(今時誰も使いませんね)

8月31日夕。宮崎市内は夏の終わりの夕暮れです。

この夏の発見はたまに行くレストランのお客がいつも以上に増えたこと。今週はじめに行ったときも昼食時を過ぎた午後2時ごろでしたが満員。15分ほど待って座ると、周りはどうやら県外から来た人たち。イントネーションは違うし、手荷物は観光っぽく見えました。県庁への観光客も多いですが、宮崎ブームを肌で感じ取りました。

こういう人たちの心の中に宮崎での出来事が8月の暑さ以上に、暖かく刻まれることを祈っています。

明日から旧暦で言うと「長月」です。宮崎ブームは「ながづき」というより、長続きしてほしいです。締めまでつまらないだじゃれで失礼しました。

大分への旅で大分マリーンパレス水族館「うみたまご」に足を運びました。家族連れを中心にたくさんの人が訪れている中で、いろんな海の生き物たちに出合いました。

「うみたまご」のホームページを開いてみると、「人間はもともと海から生まれたと言われています」と書かれています。
「海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がいる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある」。ご存知の方も多いと思いますが、三好達治の詩の一節。フランス語で「母」はmereで「海」はmerです。

ところで宮崎の人工の海「オーシャンドーム」の閉鎖まで1カ月あまりとなりました。ドームは施設の維持、運営には巨額の経費を生み出しました。一方で宮崎の名も広めました。「うみたまご」の魚たちの姿に出合うごとに、「ドームは今後どうなるのかな。無くなってしまうのかな」と気になり始めました。本紙「窓欄」に寄せられた「日本一の水族館に」という投書も頭に浮かんできました。

詩のタイトルではありませんが、母なる海は「郷愁」を誘うようです。

休暇を取って大分県に行ってきました。覚悟はしていましたが車を運転して行くとへとへとになりました。JRでは宮崎駅から大分駅まで3時間以上かかります。車でも3時間半くらいはかかるでしょう。私の目的地は大分、別府よりまだ北だったので5時間近くの運転となりました。

「道路は政治力」と言われたこともありますが、この東九州の整備はどうしてこんなに遅れているのでしょうか。これでは大分は「遥かなる隣県」です。道路を政治力に頼る時代ではありませんし、そういう構図が癒着を生んだりもします。そもそも道路整備は、事情を公平に判断して進められるものだと思います。

そう言いながら、いろんな「道の駅」があり、それぞれの土地の景色を眺められて楽しい思いをしました。体力さえあれば、高速ではない一般道路のドライブも発見があり悪くはありません。

明日から東京出張です。飛行機で1時間半。この速さに宮崎-東京間は日帰り出張という人もいると聞きます。帰ってまた仕事が待っている。速さと便利さのアップは人間を忙しくさせているのかもしれません。

東京の夜はどこか夜空が開けたところでゆっくり皆既月食を見たいな。おっとどこかで「そんな暇があればとっとと帰って来い」と言われそうです。

整備が進む青島バイパスを通って白浜海水浴場に行って来ました。
浜辺に寝そべって見渡すと、左手に青島、ずうっと向こうに弧状の水平線、そして頭上には太陽が照り付けていました。

「異邦人」の主人公ムルソーは殺人の動機を太陽のせいにしましたが、私はその太陽の下でちょっと不条理さを味わいました。

「日曜というのに青島バイパスは閑散としていたなあ。やっぱ青島のお客は減ったんだな。バイパス計画が持ち上がったころは、こんなにも客足が落ち込むとは予想していなかっただろうなあ。楽しかったあの青島にまた行ってみたい」。白浜に来て青島というのもへんですが、こんな思いがこみ上げました。

以前、電力会社の人が「果たして今後、電力需要は伸びるのかは分からない。産業の空洞化が進む中で予測は正しいのか」という趣旨のことを話していました。

人生もそうです。先のことはどうなるか分かりません。だけど努力と希望はいつまでも失わずにいたいものです。

いつも以上にとりとめのない文章になりました。きっと昨日の太陽がまぶしかったからです。

日南学園の試合が終わりました。負けたけどいい試合でした。
最後の最後まで勝ちを信じていました。これが勝負の世界ですね。

それにしても十代の若者たちがあんな大舞台で、あんな大勝負で全力でプレーし、こんなにもたくさんの県民を釘付けにするなんて、それだけでも感動です。

結果はサヨナラという幕切れでしたが、この試合を通じてまたみんな宮崎への郷土愛を確かめたのではないでしょうか。日南学園のみなさん、お疲れ様でした。元気に胸張って戻ってきてください。

日南学園への応援メッセージはしばらく受け付けますのでよろしくお願いします。

甲子園出場の日南学園が延長戦の末、桐光学園を制して3回戦に進みました。手に汗握るゲームに興奮した人も多いと思います。本県勢としては久し振りの初戦突破です。

夏バテででしょうか、ちょっとけだるい日が続いていましたが、日南学園の選手たちがパワーをくれたみたいで、元気に応援していました。

次の試合は予定通りいけば17日の第3試合。相手は春の選抜大会優勝の静岡県代表、常葉学園菊川です。きのうの試合で2本の3点本塁打を打った選手のいるチーム。常套句で言えば「相手に不足はない」。

日南学園にはきょうの粘りとスイングで再び、いえ何度も勝利の凱歌をあげてもらいたい。そしていまの宮崎県にさらに元気を与えてもらえればと願っています。

きのう、きょうと事故処理中の現場に遭遇しました。事故処理車がレッドローリングして走っていく姿も2度目撃しました。こういう場面に出くわすと一瞬ですが胸がきゅっと抑え付けられます。

きょうは都城市内で死亡事故が起きましたが、県内には現在、今年初めての交通死亡事故多発警報が発令されています。

ところで宮崎の悪い点として挙げられるのが時間にルーズなことを揶揄した「日向時間」です。最近は会議でも定刻どおり始めるようになったみたいですが。

しかしこの日向時間も捨てたものではありません。もちろん、約束の時間は守らなければいけません。でも、雄大な自然の中でゆったりと過ごす、スローライフに似た意味がこもっているのかもしれません。

「日向時間」には賛否あるでしょうが、運転するときはこの日向時間を励行したほうがいいかもしれないな、と思います。信号が黄色になれば無理せずに止まり(当たり前ですかね)、速度は法定速度を守り、知らない道ではさらに速度を落として走る(これも当たり前ですかね)。そうやって運転すると次第にゆったりとした気持ちになってきます。

交通安全は心です。日向時間でゆっくり走ろう、みやざき。

夏の甲子園が開幕しました。
今年の本県代表校は日南学園です。

その日南学園が東国原知事に大会出場を報告したときのこと。
知事が「九州勢で日本一(甲子園での優勝)になっていないのは宮崎と長崎だけですね」と言うと、小川茂仁監督はこう答えたそうです。

「もうこれ以上先延ばしするわけにはいかない」

まるでハリウッド映画をほうふつさせる名せりふです。
今年は「宮崎イヤー」です。活躍が期待されます。

さてその甲子園の県大会熱闘の軌跡と、日南学園の足跡を特集ページとしてまとめました。タイトルは「第89回全国高校野球選手権大会がんばれ日南学園」(下記バナー)。随時更新していきます。

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今回は応援メッセージコーナーも急いで設けました。
初戦が14日に迫る中、先延ばしするわけにはいきませんから。

夜半(よわ)の明星こと木星が南の夜空に光っています。その明るさは、すぐ下に輝く1等星のアンタレスもかすむほどです。

昨夜久し振りに望遠鏡で眺めました。縞模様もきれいでしたし、衛星も確認できて楽しい時間でした。

宮崎市内の夜空も肉眼で見える星は子供のころの記憶と比べると減ったと思いますが、都会に比べればはるかに見えます。取り組み次第では昔の輝きを取り戻せるのではないでしょうか。

「星空日本一」に選ばれた自治体も県内にはいくつかありました。お金では買えない環境をぜひ、全国にアピールしていきたいものです。

28日はいよいよ皆既月食です。

台風5号がまた被害と豪雨をもたらして去りました。だけど宮崎市の空はどんよりしています。いま午後6時15分。
晴れない気分です。

先日、県が昨年度退職後に再就職した元幹部の名前や再就職先などを公表しました。再就職先と役職に思わず「ほおー」と声が出ました。役職を見ると、いつも退職した県職員が就いているポストもあります。

「私もかくありたい」。決して羨望ではありません。

公務員の知人が「自分が職場を辞めたとき、よそから『うちに来てくれ』と声がかかるようでありたい」と言ったことを今もまぶしく覚えています。
退職しても自分を欲しい人がどこかにいるということは、それまでの自分の生き方、仕事に対する評価です。そういう意味で「かくありたい」と思うのです。

自分自身のこれまでの足跡を振り返ってみました。

台風5号が九州方面に向けて進んでいます。時間が経つにつれて風雨が強まってきました。
窓に雨がたたきつけています。

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写真は職場の窓から撮影した2日午前11時20分ごろの宮崎市の高千穂通です。


今回も台風に関する情報、ニュースを「台風5号関連情報」としてホームページにアップしていきます。


台風関連のリンクページも公開していますので活用ください。

台風関連情報のページ