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男が女性を殺害していく曽野綾子さんの小説「天上の青」が浮かんでくる青さでした。月周回衛星「かぐや」がハイビジョンカメラで撮影した地球の姿です。漆黒の闇が青い地球をさらに引き立てています。

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宇宙から見るとこんなにも青く美しいんですね。同じ視点で見たくなりました。

「天上の青」はヘブンリーブルーと呼ばれる西洋朝顔です。まるで宇宙からの地球を表したような名前で、「かぐや」のとらえた地球の青さにふさわしいと思いました。でもその地球では、環境破壊が進み、国と国との争いは絶えず、来る日も来る日も殺伐とした事件が起きています。地球は病んでいるのでしょうか。地球の未来はどうなるのでしょう。

手塚治虫さんの漫画「ブラックジャック」で、ブラックジャックが少年時代の友を捜す話があります。友も同じように医者になっていました。ただし彼の患者は地球です。そしてこんなメッセージを送ります。「いま、地球は病気なんだ」「地球は死んでしまう」と。

環境破壊がクローズアップされていますが、手塚さんはずっと前からこの問題に警鐘を鳴らしていたんですね。もっと足元の地球に愛情を注がないと、と意を新たにしているところです。環境破壊に地球が真っ青になってもらっては取り返しがつきません。


  1. 野崎俊則 さんのコメント:

    環境破壊本当に切実な問題ですね 私たちは利便性を追求し毎日エネルギーを消費しています また穀物もトウモロコシ栽培に移り小麦粉その他値上がりが顕著ですね 燃料と食料の争奪戦は益々激しくなると思います 何しろわが国はどちらも持っていないのですから

  2. miyanichi さんのコメント:

    野崎俊則さん、おはようございます。利便性追求は「負の遺産」も生んでいます。そこの兼ね合いをどうするのか、切実な問題にみんなが向き合っていかないといけません。
    日向灘沖にも埋蔵されているメタンハイドレートのエネルギー開発は進んでいないのでしょうか。