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「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったもので宮崎市内の日暮れも日に日に早くなってきました。

暦を見ると9月も10日。慌てて8月末締切の結婚披露宴の出欠返事を投函しました。その際、「ご出席」の「ご」は消してその後に「させていただきます」、宛名書きの「○○行」の「行」は「様」に変えました。最近このようなことをしない人もいると聞きます。作法の文化が消えていくようで寂しい限りです。

言葉の文化も危うくなっているようです。

文化庁の調査で「ぞっとしない」「気が置けない」などの慣用句を誤って理解している人が多いという結果が出ました。「そうは問屋が卸さない」を「そうは問屋が許さない」、「熱にうかされる」を「熱にうなされる」とした人もいたそうですが、「うーん、意味が通らなくもないか」と考えたりします。

と、文字や言葉を扱っている者がこんなことを言っていてはいけませんね。そう言っていると「肝胆相照らす」を「カウンター空いてます?」と聞き間違えて使ったりするかもしれません。意味は「2人横に並んでじっくり酒を飲む間柄」と。「うーん、これも外れてはいないような」

酒にうかされているぞ! とお叱りを受けそうですので、きょうはこれくらいでおやすみなさい。


  1. ドレミ男 さんのコメント:

    肝胆相照らす
    カウンター空いてます?

    一本取られました。
    繁華街のキャッチフレーズにいいですね。

  2. miyanichi さんのコメント:

    ドレミ男さんこんばんは。ありがとうございます。次回駄洒落の糧にさせていただきます。