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This is the archive for April 2007

「CDは永遠に残るとも言われているけど、50年間でデータが消えるとも言われている。50年目が来てみないと分からないが、すべてが泡のように消えていく可能性だってある」

以前、バイオリニストの葉加瀬太郎さんに会ったとき、デジタル文化の将来について彼が語った言葉です。こう続きます。

「みんながアナログを焼き始めている。昔のLPのほうが、実質100年もっている歴史があるから」

新聞社も以前の切り抜きスクラップから、今はパソコンを使ってデータベース化していますが、「万が一」を想定して紙に残す動きも出ています。

デジタルデータはコンパクトに保存(収容)できるのが魅力です。だけど、ひとたび、保存媒体が壊れてしまうと、ハイそれまで。このため絶えずバックアップしておかなければなりません。ずぼらな私には大変な作業です。

それで何が言いたいかというと、デジタルとアナログ、互いに補完しながら利用していくことがよろしいかと。この世界ふうに表現するなら、実に90%くらい曖昧な結びとなりました。

携帯電話を持ったことのない人、Aさんと久しぶりに話をしました。
初めて知りましたが、Aさん宅の電話は番号が表示されない、ディスプレーのない電話機で留守番電話もついていないそうです。

「それでよく連絡取れるね」
「連絡とりたい人は会社に掛けてくるから」

「もしかしてダイヤル付きの黒電話じゃないの?」
「友達は使っているけどね」

ちょっとうらやましくも思いました。
会社の机の上を見ると、パソコン、フラッシュメモリー、ICタイムカード、携帯電話、
そしてPDAとデジタル製品がずらり。

アナログとデジタルの世界。
未来はどな絵図を描くのか。
続きは次回に。

高千穂通がいつの間にか新緑の楠並木に包まれました。
もう少し気温がほぐれれば、初夏の空気を吸えそうです。
それはちょうどゴールデンウイークのころでしょうか。

けさの新聞を読むと、今年のゴールデンウイークは高額プランに人気が集中しているようです。
景気は回復しているのでしょうか。それとも、ゴールデンウイークだけは時を忘れて楽しもうというライフスタイルなんでしょうか。最長9連休なんてうらやましい限りです。

皆さん、誰とどんなところに行くんですか。
少々気の早い話になりましたが、訪問先では楽しい思い出をつくってください。
そして宿泊先では宮日ホームページも訪れてください。

きょう午後、宮崎市の空は突然暗くなり、雷鳴がとどろきました。時季遅れの春雷のように聞こえました。

4月1日。2007年度は雷に乗ってやってきました。選挙カーからの大音響は雷の音にかき消され、どこかへ行ってしまいました。

そして雨。ようやく花開き始めた桜はどうなるのでしょう。
「散る桜 残る桜も 散る桜」
県議会選挙も投票まであと1週間となりました。