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今そこにある課題
不可思議−。辞書を引くと「人間の知恵ではどうしても分からないようなこと」とあります。今回の県議会海外視察は不可思議なことです。人間の知恵ではなく、「私の知恵」ということになりますが。

十数年前、初めての海外出張で北欧に行ったことがあります。あまりに無知だったということもあって学ぶべきことは多く、地元を見詰めるいい機会になりました。そういう経験もあるので議員の国内外への視察、研修を否定はしません。そこへ行かないと手に入れられない情報もあるでしょう。ネットワークが広がる可能性だってあります。

でも今、宮崎県の財政は非常にひっ迫しています。

県民の借金ともいえる県債残高は９０００億円を超え、県もここ数年、超緊縮型の予算編成を続け、いわば官民こぞって倹約に努めているのです。

そのさなか、今回の視察には約１０００万円が見込まれる県費が使われます。それで喫緊の課題を克服できるのでしょうか。きょうの新聞１面に載っていた視察行程案に、「今そこにある課題」を見いだせませんでした。

県会議員は県民の代弁者の役割を担っています。その県民の声がどれほど聞こえているのでしょう。冒頭の不可思議は数の単位でもあります。万、億、兆、京のずうっと、ずうっと先。私には手の届かない世界です。
Posted by miyanichi at Friday, October 12, 2007 18:27:50. Filed under: 部長の日記

  1. ドレミ男 さんのコメント:

    こんにちは。
    視察を否定はしません。
    むしろ推奨します。
    ただし、視察先が施設だったら、周辺の人々が施設に対して感じている生の声を聞いて欲しい、そう思います。

    Friday, October 12, 2007 23:38:47

  2. 野崎俊則 さんのコメント:

    ちかごろの若者さん 私もあなたの意見にそして部長の意見に賛成です 私の意見言葉足らずで不愉快な印象を与えた事は心より謝ります 本日UA TG SQ の友人４人と会食致しました やはり議員の海外視察に肯定的な意見はありませんでした むしろどうしてもと言われるなら全額とは言いませんがある程度自腹そして少人数でいかれたら如何でしょう

    Saturday, October 13, 2007 00:48:59

  3. 西村　和真 さんのコメント:

    野崎俊則さん、一日生涯と申します。先日は行き過ぎた発言をしてしまい心からお詫び申し上げます。私は２０代で関東在住です。近頃の若いもんはと言われそうな、近頃の若いもんです。
    私も、自分の発言に対しては責任を取ります。
    今まで、野崎さんのコメントを見ていて私と同じような性格で同じような考え方をする人だと感じていました・・
    野崎さんのフライトが同じという話を聞き、今回の海外視察を反対せざるを得ないと思いました。どうしても行きたいのなら、職員の方を含め活動報告や何を学び今後どういかすのか報告の義務付けをして欲しいですね。
    肯定、否定あると思いますが、
    一個人のみなさんが部長さんを交えて意見交換する場ですので
    楽しくいきましょう。宮崎の発展を願う気持ちは一緒ですから。

    Saturday, October 13, 2007 01:12:12

  4. 光彦 さんのコメント:

    海外視察、本当に視察ならば別段否定はしません。しかし視察の名を借りた豪遊であるなら言語道断です。東京都の或る区で調査や視察の名目で蟹やら鰻やらを、費用を使用して飲食していた例が有ります。これは極端な例ではありますが、何を視察するかをはっきりさせて、視察後に県民に説明責任を果すべきだと思います。とにかく視察の名を借りた豪遊だけは許してはなりません。

    Saturday, October 13, 2007 02:20:59

  5. 野崎俊則 さんのコメント:

    西村さん有難うございます くろしおの社説本当に素晴らしかったですね。エコノミーそしてホテルのランクを落とせば20から30万もあれば十分です 現地にはランドオペレーターがいるのですから添乗員そして県職員の随行も要りません。余談ではありますがほとんどの場合スポーツ選手が海外に行く場合選手がエコノミー役員関係者がビジネスそしてファーストです おかしくありませんか 野崎

    Saturday, October 13, 2007 13:28:58

  6. 近頃の若いもん さんのコメント:

    この掲示板は、県議会と同じく丁々発止の議論がかわされていると思います。
    さて、県議の海外視察について、費用が税金で出ること、宮崎県の財政状況を考えますととても賛成出来ません。
    他県で学べることがあると思います。まずは、日本の中の宮崎県を見つめなおす方が先の様な気がします。県民総力戦、知事だけに頼ってはダメです。県議の皆さんにも期待してます。
    まずは、財政の立て直し、観光宮崎の再生が重要課題と思います。

    Saturday, October 13, 2007 18:00:34

  7. 野崎 さんのコメント:

    西村さん有難うございます 今夕BAそしてLH並びにSRの営業に確認致しました 日本ヨーロッパ11月エコノミー往復8万です サーチャージを払っても12万以上はありえません それから県民の血税でいかれるのにフライトそしてホテルのマイレージポイントは県民に必ずお返しすると約束して頂けますか

    Sunday, October 14, 2007 00:26:48

  8. miyanichi さんのコメント:

    野崎さんこんばんは。具体的数字が出てきましたね。いま、日記を加えました。

    Sunday, October 14, 2007 00:39:13