東京タワーもそうですが、六本木ヒルズの森タワーから見た都内も圧巻です。地上何メートルからの光景でしょうか、「鳥の視点」で見ると、都会の街並みが永遠に広がっているような錯覚に陥りました。
昔は高い建物といえば、デパートの屋上くらいで、飛行機に乗らない限り、高いところから地上を見下ろすことなんて出来ませんでした。
今は違います。
数日前、ネットニュースを見ていると、都内のある住宅地の上空写真が掲載されていました。そこで記事のデータを参考にしながらグーグルマップの衛星写真をたどると、その場所を見つけることが出来ました。
見ることのできない、しかも遠く離れた土地を上空から鳥になって気分で眺めていると、味わったことのない浮遊感に浸ることが出来ました。
地上ではみんな、笑ったり、泣いたり、悲しんだり、もがいたりしているでしょうに。
実際にこの目で地上を見たくなり会社の屋上に駆け上りました。それがこの写真です。地上40メートルの高さ。俯瞰とまではいきませんね。空は雨雲。雨の合間です。梅雨のような空から私はどう見えているでしょうか。