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みなさん、こんばんは。起こしたらすいません。

今回の県議会海外視察に対するみなさんのコメントを何度もうなずきながら読み返しています。肯定、否定ともにきっちりした意見に感心しながら。でも私よりも県議に読んでほしいのです。

視察に行くのだったらきちんとその成果を県民に提示してもらいたい。どんな人に会い、何を聞き、それを宮崎県政にどう生かそうと思うのか、今後どんどん提言してもらわなければいけません。県民の多くは高い税金に不満を持ちながらも納めていることと思います。その税金で行くことを忘れないでもらいたいのです。

一日生涯さんのコメントにもありましたように、コメントを寄せられる方はみなさん宮崎の発展を願っているということがあらためて肌に伝わりました。これからもときには真剣に、ときにはわきあいあいと意見交換を続けられればうれしい限りです。

昨日から今日にかけ、みなさんのコメントでじゅうぶんと思い、返事を書かなかったのですが、それじゃ私の出番が少ないので日記にしました。

と書いていたらまたコメントが入りました。鋭い数字が出ています。野崎さん、私もマイレージのことが気になっていました。まだまだこの件、意見が出てきそうですね。

不可思議−。辞書を引くと「人間の知恵ではどうしても分からないようなこと」とあります。今回の県議会海外視察は不可思議なことです。人間の知恵ではなく、「私の知恵」ということになりますが。

十数年前、初めての海外出張で北欧に行ったことがあります。あまりに無知だったということもあって学ぶべきことは多く、地元を見詰めるいい機会になりました。そういう経験もあるので議員の国内外への視察、研修を否定はしません。そこへ行かないと手に入れられない情報もあるでしょう。ネットワークが広がる可能性だってあります。

でも今、宮崎県の財政は非常にひっ迫しています。

県民の借金ともいえる県債残高は9000億円を超え、県もここ数年、超緊縮型の予算編成を続け、いわば官民こぞって倹約に努めているのです。

そのさなか、今回の視察には約1000万円が見込まれる県費が使われます。それで喫緊の課題を克服できるのでしょうか。きょうの新聞1面に載っていた視察行程案に、「今そこにある課題」を見いだせませんでした。

県会議員は県民の代弁者の役割を担っています。その県民の声がどれほど聞こえているのでしょう。冒頭の不可思議は数の単位でもあります。万、億、兆、京のずうっと、ずうっと先。私には手の届かない世界です。

「また、たたきがあったって?」と尋ねたら、若い記者が「何のたたきですか?」と聞き返してきました。きっとカツオかアジ、あるいは鳥のたたきを想像したに違いありません。たたきまわしたい気持ちになりましたが、きっとおなかをすかせているんだ、と怒りを抑えました。ずいぶん昔の話です。

たたきは警察隠語で「強盗」の意味です。

全国のコンビニでたたきが相次いでいます。大阪ではコンビニに押し入った男が、追いかけてきた店員を刺し殺す事件も起きました。宮崎では延岡市で昨日、今日、いずれも未明に強盗事件が発生し、犯人は逃走中です。延岡署の調べては、犯人は店員に包丁のようなものを突きつけてレジの現金を奪っています。幸いけが人はいませんでしたけど、こんな人間がいると外を歩けなくなります。

日本はさまざまな問題を抱えています。その中で教育と治安対策も急務だと思います。国は1000万人の海外観光客誘致を目指すビジット・ジャパン・キャンペーンを繰り広げていますが、安全な環境でもてなすことは言うまでもありません。これは東京など大都市だけでなく、宮崎にも当てはまります。

人の金を無理矢理奪う強盗、人の心を騙し奪う詐欺、人の命を奪い去る殺人。「食」同様、生活も安全、安心であってほしい。若い記者の「たたき」じゃありませんが、昨今、食えない出来事が多すぎます。

地球はやっぱり暑くなっているのでしょうか。昨日、宮崎県内は各地で真夏日を記録しました。太陽はきっちり時間を秋に刻んでいっていますが、この時期の暑さはひょっとすると地球の負の産物かもしれません。

秋が暑くなったせいでしょうか、話には聞いていましたが、運動会にテントを張る家族がけっこういらっしゃるんですね。びっくりしました。なかにはモンゴル人が住む「包(パオ)」(ゲル)を思わせるでっかいテントもあります。みんな、さまになっています。このシーズン、運動場はさながらテントの展示会場です。

子供のころの運動会は、学校名が書かれたものや「寄贈」と記されたテントくらいで、それも放送室や来賓者用でした。家族はタオルやぼうしをかぶり、ござを敷いて声援を送っていました。

テントを使っている知人によると、日が差し込んでくれば「お隣さん」と一緒に移動するそうです。また前述のような大きなテントになると、ほかの家族がお邪魔することもあり、そこで新たなコミュニケーションが生まれることもあると聞きました。テントの波及効果でしょうか。頼もしくもあり、うらやましくもあります。

どれ我が家もテント、購入しましょうか。いやもし、うまく組み立てられなかったら…もし突風で吹き飛ばされて人に当たったら…と小心者にはテント張るより、気が張ってしょうがない気もします。本来の秋到来を待つしかありません。

メロディーが浮かばない作曲家は夕方、宮崎市の高千穂通りを訪れてちょっと顔を上げるといい。電線という五線譜に並ぶおたまじゃくしに曲想がまとまるかもしれない。

そんなことを考えさせる光景が毎日続いています。おたまじゃくしの正体はムクドリです。かわたれ時になると、ギューギューギューと鳴きながら低空飛行し、電線から電線へ飛び移っています。鳴き声もさることながら、鳥の多さに正直、ぞっとします。

高千穂通りのクスノキに集まってくるムクドリ。そして街路樹下の歩道にふんを撒き散らしたり。宮崎市に限らず、全国でもこのような問題が発生し、さまざまな対策が講じられているようです。

県は5年ほど前から対策に乗り出し、昨年から防鳥ネットを張りました。一定の効果が現れているとのことです。そのネットでクスノキに止まれなくなったのか、そこのところは分かりませんが、とにかく電線には大群です。

話変わって、昨日からホームページでアンケートを始めました。みなさんのご意見、嗜好を聞いて、機能的なホームページに発展させるのが狙いです。1日経った4日午後8時4分現在、21人の方から入力いただいております。ありがとうございます。もっともっと参加していただければと思います。

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そういえば、ムクドリには「おのぼりさん」の意味もあります。電線見上げて「アンケートに協力してください」とでも声を掛けてみましょうか。失礼しました。まじめにみなさん、ご協力をお願いします。


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